深夜酒類提供飲食店とは

深夜における酒類提供飲食店営業(以下、「深酒営業」と呼びます)は、便宜上「深夜営業の許可」と呼ばれることもあります。

その定義は比較的簡単です。

下の3つの条件に当てはまれば深酒営業のお店と言っていいでしょう。

飲食店であること

そのままです。
 
従って、仮に深夜まで営業していても本屋などの商売は深酒営業にはあたりません。当たり前ですね。
また、食べ物を提供するとしても出来合いのお茶菓子のみで、コーヒー、お茶などの飲み物をメインに提供するお店は厳密言うと「喫茶店営業」となるので、それもここには該当しません。

飲食店のうち、お酒をメインとして提供していること

分かりやすく言うと、居酒屋やバーなどです。

「お酒がメイン」ということから、誰が見ても食事がメインであろうお店は含まれません。
例えば深夜も営業しているファミリーレストランなどは、お酒メインで利用しているお客さんがいたとしても、大勢から客観的に見て食事の方が主と見られることから、この時点で深酒営業には該当しないことになります。

注意点としては「お酒がメイン」と見るかどうかはご自身で決めることではないということです。
一般の方が常識的に見て「ここはお酒メインだろうな」と思われる場合は、ご自身が「うちは酒も置くけどそれがメインじゃないから」と思ったとしても該当してきます。

深夜0時以降も営業する(閉店しない)こと

ここが最も重要です。

もし居酒屋やバー、スナックを営んでいたとしても午前0時までに営業を終了するのであれば、深酒営業の届出は必要ありません

その場合、飲食店営業許可だけで営業できます。(一部、別途風俗営業許可が必要な場合あり)

この要件を知らずに届出をしないまま深夜営業している店も見受けられますが、その場合は一応、違法状態となってしまいますので、深酒営業の届出を検討しなければならないことになります。.

 

お店の名前は関係ない

このように、深夜における酒類提供飲食店営業には定義が決められています。

たまに

「名前をスナック○○にすれば手続きがいるけど、居酒屋○○にすれば要らないよね?」や、
「実態はガールズバーだけど手続きが面倒だからお店の名前を普通のバーにした」

などと聞くことがあるのですが、このような手続きではお店の名前はほとんど関係ありません。

「Barこだたま」にしようが「こだたまカフェ」にしようが「こだたまレストラン」にしようが、

  • お酒がメインの飲食店であって
  • 深夜0時以降も営業する

のであれば深夜における酒類提供飲食店営業となり、その届出が必要になるのです。

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